栗原旗大会・島田樟誠戦

○栗原旗大会

島 田 商 2− 島田樟誠


○練習試合

島 田 商 −2 浜 北 西


残念な事に栗原旗大会は初戦敗退となりました。
何と言うか、チーム全体に漂う負けのオーラは、ここの所の島商特有な感じさえあります。
何でもない正面のゴロを失策しての2失点、しかも序盤で3失点をし全く打てないまま試合の流れを引き寄せる事が出来ませんでした。
かと言って頭を使って何が何でも勝ってやろうとする気迫さえない。
さてどうしたものか・・・。



▲先発した青島投手。球速は豊かだが体の開きが早くタイミングを取られやすいのが難点か。


先発した青島投手は1・2回で3失点を喫するが、ショート耼原の2点タイムリーエラーなどもあり不運が重なった。
しかし球速は両チームでも一番あるのだが、タイミングを取られやすい。
体の開きが早く、且つ上体投げで下半身が上手く使えないのが球の伸びを殺しているような気がする。
もし投手として使うのなら、本格的にフォームを改造して行かなければ通用しないだろう。



▲3回から登板の細谷投手。樟誠打線を5安打無失点に抑える。


2番手登板の細谷投手は腰を痛めているとの情報が入ったが、むしろ力が抜けて良かった気がする。
細谷投手の欠点はテークバックが中に入るほど大きく、前に腕が振れて来るときには力が抜けてしまっている。
その為に腕の振りが鈍く、球速・変化球のキレ共に損をしているような気がするのだ。
しかしこの日は腰を痛めていたせいなのかフォームを変えたのかテークバックが小さくストレートも伸びがあったように思える。
体調が万全になったら一度テークバックを小さくし、前での腕の振りを強くするフォームを試してみるといい。
それともう一つは、細谷投手は投球動作時のグラブの抱えが出来ていない。
これは1年生投手の杉山も同様で、これによって上体のバランスは崩れやすい。
バランスが崩れれば制球力にも影響して来ます。

投手陣はこれから春にかけて自分達の課題を克服して行けば良くなって行くと思います。


問題は打撃陣です。
正直重症ですね。
創意工夫もなく、積極性もない。
単純に打てないのに工夫もないのではとても勝てません。
ここにいつ気付く事が出来るか。
勝つための野球をやらなくては、このような試合は延々と続くでしょう。